革命期メキシコ・文化概念の生成 : ガミオ-ボアズ往復書簡の研究

書誌事項

革命期メキシコ・文化概念の生成 : ガミオ-ボアズ往復書簡の研究

大村香苗著

新評論, 2007.2

タイトル別名

La Revolución Mexicana y el concepto de la cultura : la correspondencia entre Gamio y Boas

革命期メキシコ文化概念の生成 : ガミオボアズ往復書簡の研究

タイトル読み

カクメイキ メキシコ ブンカ ガイネン ノ セイセイ : ガミオ ボアズ オウフク ショカン ノ ケンキュウ

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注記

博士学位請求論文 (お茶の水女子大学, 2005年) に加筆修正を行ったもの

引用参考文献: p314-331

マヌエル・ガミオ関連年表: p334-342

内容説明・目次

内容説明

ナショナリズムの気運高まる20世紀初頭のメキシコで、「メキシコ人類学の創始者」マヌエル・ガミオと「米国人類学の祖」フランツ・ボアズは人類学研究の拠点を確立するという共通の目的を介して知り合った。本書は、2人が交わした142通の書簡と「マヌエル・ガミオ・アーカイブ」約400点を読み解くことにより、多民族社会メキシコに固有の文化概念を構築しようとしたガミオの思想と実践、そしてその構想が文化的多元主義と交差・葛藤する様相を明らかにしようとするものである。

目次

  • 第1章 本研究の目的と課題
  • 第2章 ガミオに関する先行研究と本研究の方法
  • 第3章 ガミオによるメキシコ人類学の組織化
  • 第4章 ガミオにおけるnation概念—ボアズのnation概念との比較を通して
  • 第5章 ガミオにおけるnationの表象と「芸術」
  • 結語

「BOOKデータベース」 より

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