東アジア経済の発展と日本 : 組立型工業化と貿易関係

書誌事項

東アジア経済の発展と日本 : 組立型工業化と貿易関係

服部民夫著

東京大学出版会, 2007.3

タイトル別名

Development of the East Asian economy and Japan : assembly-led industrialization and trade relations

東アジア経済の発展と日本 : 組立型工業化と貿易関係

タイトル読み

ヒガシアジア ケイザイ ノ ハッテン ト ニホン : クミタテガタ コウギョウカ ト ボウエキ カンケイ

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注記

欧文書名は標題紙裏による

参考文献: p275-278

索引: p283-286

内容説明・目次

内容説明

中国経済の躍進が伝えられている。韓国経済も1997年末の経済危機を克服して着実な成長を取り戻しつつある。日本経済もバブル崩壊後10年以上をかけてようやく復調しつつある。この間、東アジア3ヵ国間の経済関係は極めて活発化してきた。2004年には韓国の最大の輸出相手先は中国となり、日本でも2005年においては長年輸出先第1位であった米国を抜いて中国が第1位となった。政治関係の冷却を横目に経済関係においてはこの3国間の結びつきは堅固なものとなりつつある。本書はこのような3国間の経済関係、ことに貿易関係が急速に進展したという事実を各国の「工業化の発展パターン」との関連で読み解こうとするものである。

目次

  • 問題意識と本書の課題
  • 1 組立型工業化仮説とそれを可能にした条件(組立型工業化仮説;NC工作機械の発達;韓国企業の中国進出と組立型工業化の進展)
  • 2 東アジア貿易関係の特質(東アジア諸国との貿易関係;工業化のパターンから見た日本の韓中台貿易;幸せな共存かあるいは脅威か)
  • アジアの中の日本とその課題

「BOOKデータベース」 より

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