社会調査と権力 : 「社会的なもの」の危機と社会学
著者
書誌事項
社会調査と権力 : 「社会的なもの」の危機と社会学
世界思想社, 2007.3
- タイトル別名
-
Social research and power : the crisis of <the social> and sociology
社会調査と権力 : 社会的なものの危機と社会学
Social research and power : the crisis of the social and sociology
- タイトル読み
-
シャカイ チョウサ ト ケンリョク : シャカイテキナ モノ ノ キキ ト シャカイガク
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注記
参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
福祉国家の終焉、グローバリゼーション、個人化、リスク社会…“社会的なもの”のリアリティが急速に失われつつある現代社会において、社会調査のもつ意味を問い、いま求められる実践としての知のあり方を探る。
目次
- “社会的なもの”の危機と社会調査
- 第1部 “社会的なもの”の変容と社会調査的な知(リスク社会と知の様式—不知と監視;保険と調査—もうひとつの社会調査史;高齢者介護の計測と身体管理—介護保険による身体へのまなざしの変容)
- 第2部 社会調査は何を行っているのか(薬害HIV感染被害問題調査のリフレクシヴな理解;曖昧さのない質問を行なうこと—相互行為のなかの情報収集;心は直観的統計学者か?—実験心理学における確率統計モデルの採用)
- 第3部 科学的(社会学的)知と権力をめぐって(冷戦下の社会科学と社会学—近代化論を中心に;科学的言説と権力—身体と権力の奇妙な関係と科学的言説)
- 死と社会調査—いま求められている実践としての知とは何か
「BOOKデータベース」 より