人生の鍛錬 : 小林秀雄の言葉
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人生の鍛錬 : 小林秀雄の言葉
(新潮新書, 209)
新潮社, 2007.4
- タイトル読み
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ジンセイ ノ タンレン : コバヤシ ヒデオ ノ コトバ
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注記
小林秀雄の肖像あり
内容説明・目次
内容説明
日本の近代批評の創始者であり、確立者でもある小林秀雄—。厳しい自己鍛錬を経て記されたその言葉は、没後二十余年の今日なお輝きを増し続け、人生の教師として読む者を導いている。人間が人間らしく、日本人が日本人らしく生きるためには、人それぞれ何を心がけ、どういう道を歩んでいくべきか。八十年の生涯の膨大な作品の中から選り抜いた、魂の言葉四百十六。
目次
- 批評とは竟に己れの夢を懐疑的に語る事ではないのか—24〜28歳
- 君は解るか余計者もこの世に断じて生きねばならぬ—29〜31歳
- 確かなものは覚え込んだものにはない強いられたものにある—32〜33歳
- 広く浅く読書して得られないものが深く狭い読書から得られる—34歳
- 不安なら不安で不安から得をする算段をしたらいいではないか—35〜36歳
- 誤解されない人間など毒にも薬にもならない—37歳
- 美しい「花」がある 「花」の美しさという様なものはない—38〜43歳
- モオツァルトのかなしさは疾走する 涙は追いつけない—44〜46歳
- 人間は憎み合う事によっても協力する—47〜48歳
- 美は信用であるかそうである—49〜51歳
- 見ることは喋ることではない 言葉は眼の邪魔になるものです—52〜56歳
- 考えるとは物と親身に交わる事だ—57〜61歳
- プライヴァシーなんぞ侵されたって人間の個性は侵されはしない—62〜74歳
- 宣長が求めたものは如何に生くべきかという「道」であった—75〜80歳
「BOOKデータベース」 より