バロックの魅力
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書誌事項
バロックの魅力
東信堂, 2007.3
- タイトル別名
-
Baroque interdisciplinary
- タイトル読み
-
バロック ノ ミリョク
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注記
その他の執筆者: 福島勝則, 中村隆夫, 諸川春樹
文献: 章末
内容説明・目次
内容説明
「バロック」は常に人を惹きつける。古典的な均衡を揺さぶり突き崩し、めくるめく美を溢れ出させるそのエネルギー展開の諸相に密着することにより、私たちは、バロックが17世紀欧州に花開いた一大芸術様式であると共に、それが変容しつつ繰り返し現れ出る「歴史の常数」であることの秘密を理解するだろう。絵画、演劇、都市、音楽等、多彩に味わい尽くす「バロックの魅力」。
目次
- 1 バロック—ジャンルを越えて(術語バロック;公認されたバロック ほか)
- 2 好きは嫌いで、嫌いは好き—フランス・バロック・オペラの傑作『アルミード』(時代区分;言葉と音楽 ほか)
- 3 劇場の政治学—宮廷の祝祭と初期バロック劇場(1589年春、フィレンツェは祝賀に溢れていた;新しい音楽劇の創成—ペーリ/カヴァリエーリ/ガリアーノ ほか)
- 4 バロックの常数としての祝祭と開かれた空間(ルネサンスからバロックへ;バロック都市ローマ ほか)
- 5 鏡で巡るバロック美術の旅—カラヴァッジョとベラスケスを巡って(ナルシスの物語:見る者と見られる者の緊張関係;ナルシスと絵画—鏡の言説 ほか)
「BOOKデータベース」 より