徳川後期の学問と政治 : 昌平坂学問所儒者と幕末外交変容
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徳川後期の学問と政治 : 昌平坂学問所儒者と幕末外交変容
名古屋大学出版会, 2007.2
- タイトル読み
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トクガワ コウキ ノ ガクモン ト セイジ : ショウヘイザカ ガクモンジョ ジュシャ ト バクマツ ガイコウ ヘンヨウ
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注記
あとがきに「東京都立大学大学院に提出した学位論文『徳川後期の学問と政治--昌平坂学問所儒者古賀家三代を軸として』(2002年2月、博士(政治学)号授与)をもとに、その論旨を変えずに修正・加除の手を加えたもの」との記述あり
巻末資料: p[625]-643
図表一覧: 巻末 p9-11
古賀精里著作目録: p48
古賀侗庵著作目録: p49-52
古賀謹堂著作目録: p52
年表あり
内容説明・目次
内容説明
近代外交への扉を開いた幕府儒者の経験と思想。徳川後期、対東アジア・西洋外交の前線にたった学問所儒者、古賀家三代の知的・政治的所産を徹底した史料調査により解明、学問所儒学の停滞したイメージを覆すとともに、日本の外交変容期の姿を鮮明に描き出し、江戸後期思想史・政治史・外交史の大幅な書き換えを迫る画期的成果。
目次
- 忘却された儒家の名門—古賀家三代
- 第1部 学政創制と外交参与—古賀精里(佐賀藩政改革—課題としての造士・選士;徳川幕府の学制改革—昌平坂学問所成立をめぐって;幕府儒者の外交参与—東北アジア域圏礼的秩序の枠祖み)
- 第2部 視圏拡大と変通論—古賀〓(どう)庵(古賀〓(どう)庵著作の周辺;知的世界の拡大—「博覧強記」の学問;変通論—「物窮まれば則ち変ず」)
- 第3部 海防争議のなかの変通論—古賀謹堂とその時代(阿部政権の海防掛体制と学問所—学問所御用筒井鑾溪と弘化・嘉永年間の海防論;学問所出身の幕臣・陪臣たちの経世論—嘉永六年の諮問と答申;情報資源と政治構想—古賀謹堂の知的世界;党派対立と政治構想—海防掛と古賀謹堂)
- 昌平坂学問所儒学の中での古賀家三代の思想的軌跡
「BOOKデータベース」 より