アメリカの政教分離 : 植民地時代から今日まで

書誌事項

アメリカの政教分離 : 植民地時代から今日まで

エドウィン・S・ガウスタッド [著] ; 大西直樹訳

みすず書房, 2007.4

タイトル別名

Proclaim liberty throughout all the land : a history of church and state in America

タイトル読み

アメリカ ノ セイキョウ ブンリ : ショクミンチ ジダイ カラ コンニチ マデ

注記

年表: 巻末px-xii

内容説明・目次

内容説明

ピルグリム・ファーザーズが建国したアメリカ合衆国では、当然、国の税金で「教会」がまかなわれていた。この伝統を背負い、合衆国最高裁判所は「信徒の自由」と「政教分離」の明確な定義を、つねに求められてきた。本書は、最高裁でくり広げられたこの「バトル」の歴史を視野におさめ、エポックとなった訴訟を具体的に、しかも平易・コンパクトに解説する。進化論、中絶の是非、学校での祈りに始まり、社会の多様な問題が宗教的背景をもち、それゆえに意見の対立は深刻で、最高裁での論戦と判決は、まさにアメリカの政治文化を体現している。この傾向は依然として顕著で、大統領選挙の争点でもある。

目次

  • 第1章 植民地—アメリカのなかのヨーロッパ
  • 第2章 新しき国家—アメリカの実験
  • 第3章 一九世紀—静かな法廷
  • 第4章 二〇世紀とそれから—多忙な法廷
  • 第5章 公定条項—公立学校
  • 第6章 公定条項—私立学校
  • 第7章 自由行使条項—信教の自由
  • 第8章 エピローグ—最高裁とこれからの道

「BOOKデータベース」 より

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