国家は僕らをまもらない : 愛と自由の憲法論
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国家は僕らをまもらない : 愛と自由の憲法論
(朝日新書, 039)
朝日新聞社, 2007.4
- タイトル読み
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コッカ ワ ボクラ オ マモラナイ : アイ ト ジユウ ノ ケンポウロン
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内容説明・目次
内容説明
憲法は、国民をまもってくれる「頼れる見方」で、国民はみんなが従うべき重要なルールである…。僕らはこう考えがちだけど、答えはNO!である。憲法とは、国家=権力に余計なことをさせないための規範である。人権は国家=権力に余計なことをさせないことでまもられる。そのためには、国民は自立した個人であることが求められる。改憲勢力は、この憲法の根幹を大きく変えようとしているのだ。問題は9条だけではない。みずみずしい筆致で描く新しい憲法論。
目次
- 序章 ビストロのような憲法論を
- 第1章 キムタクの「目」で感じる立憲主義—国家=権力観でみる憲法
- 第2章 「ただの憲法じゃねえか、こんなもん」—人権観でみる憲法
- 第3章 「忠誠の木」が生まれるとき—新しくない「新しい」憲法観
- 第4章 イチロー選手の「個人主義」—「個人の尊重」はいきすぎたか
- 第5章 「こぐま園」という集団—個人主義と集団の関係
- 第6章 くだらぬ民主主義が必要なわけ—「投票」と立憲主義
- 第7章 「愛すべきアホ」たちを国家=権力からまもるには—統治機構の使い方
- 第8章 無自覚の高揚と自覚的選択—平和主義と立憲主義の関係
- 終章 愛国心を国家=権力からまもろう!—まとめにかえて
「BOOKデータベース」 より