書誌事項

アーネスト・ダウスン作品集

[アーネスト・ダウスン著] ; 南條竹則編訳

(岩波文庫, 赤(32)-295-1)

岩波書店, 2007.5

タイトル別名

Souvenirs of an egoist

An orchestral violin

The statute of limitations

Apple blossom in Brittany

The dying of Francis Donne

アーネストダウスン作品集

詩集

韻文と散文による装飾集

タイトル読み

アーネスト ダウスン サクヒンシュウ

注記

『詩集』(レナード・スシザーズ, 1896.6)は序文と韻文45篇を収めるが、その一部を収録

『韻文と散文による装飾集』(レナード・スシザーズ, 1899.12)は韻文31篇と散文詩5篇を収めるが、その一部を収録

収録内容
  • エゴイストの回想
  • 遺愛のヴァイオリン
  • 十日の菊
  • ブルターニュの林檎の花
  • フランシス・ドンの死に方
内容説明・目次

内容説明

19世紀英国の世紀末詩人ダウスン(1867‐1900)。その作品世界は、生への倦怠感、還らぬ過去へのやるせない悔恨の念に満ち満ちている。名篇「シナラ」をはじめ、たまゆらで果かないものへの思いを哀切に綴った詩34篇と、「エゴイストの回想」「遺愛のヴァイオリン」等5篇の短篇小説を収録。「悲恋と秋と酒の詩人」の詞華集。

目次

  • 『詩集』より(短き生はわれらが長き希望を抱くを許さず;花冠;不断の礼拝を捧げる尼僧たち;日没のヴィラネル;ベドラムの君に;不浄の愛;ブルターニュのイヴォンヌ;少女の手に寄する;我は良きシナラの支配を受けし頃の我にはあらず;憂鬱;おお死よ!己が蓄へしものに安心を見出す輩にとりて、汝の記憶はいかに苦きことか;秋の歌;晩祷;終油礼;最後の未練;月の叡知;;運命が許す間に愛で目を満ち足らしめよ;エピグラム;無言歌)
  • 『韻文と散文による装飾集』より(三人の魔女;詩人の道;サン・ジェルマン=アン=レイ;ブルターニュの墓地にて;ブルターニュの午後;交換;愚かな質問をする御婦人に;ロンド;滅びゆくもの;最後の言葉;幸福の島;市場;毒酒アプサント;訪れ;夢の王女)
  • 小説(エゴイストの回想;遺愛のヴァイオリン;十日の菊;ブルターニュの林檎の花;フランシス・ドンの死に方)
  • 付録(文壇閑話(アーサー・シモンズ);アーサー・シモンズ宛書簡)

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示
詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BA81815784
  • ISBN
    • 9784003229514
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    298p
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 親書誌ID
ページトップへ