暁の網にて天を掬ひし者よ : 小熊秀雄の詩の世界
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暁の網にて天を掬ひし者よ : 小熊秀雄の詩の世界
未知谷, 2007.3
- タイトル読み
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アカツキ ノ アミ ニテ テン オ スクイシ モノ ヨ : オグマ ヒデオ ノ シ ノ セカイ
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内容説明・目次
内容説明
抑圧された民衆の側に立ち、澄みきった眼で日常を見つめ、ロシア文学に啓発されつつ、小気味良いエスプリを利かせ、多彩に作品を描きわけた最良の口語自由律詩人・小熊秀雄の人生と作品。構想以来四十有余年、キーワードに巡り合う度に書き継いだ労作七〇〇枚。所謂「転向問題」への、新しい提起も含む。
目次
- 第1部(小熊秀雄における詩と思想—その民衆性の問題によせて;小熊秀雄とその時代(『小熊秀雄ノート』補説のためのあとがき))
- 第2部(小熊秀雄におけるプーシキン;小熊秀雄の死と仕事;『飛ぶ橇』の問題ひとつ;ロシア「夢占い」と「馬の糞茸」;二十世紀ロシア文学の聖と俗—小熊秀雄によせて、あるいはミレニアムへの小さな感想;中野重治さんからの手紙)
- 第3部(小熊秀雄とロシア;一八四四年のエンゲルスから—小熊秀雄におけるロシア文学と社会主義)
「BOOKデータベース」 より