イラク博物館の秘宝を追え : 海兵隊大佐の特殊任務
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書誌事項
イラク博物館の秘宝を追え : 海兵隊大佐の特殊任務
早川書房, 2007.4
- タイトル別名
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Thieves of Baghdad : one marine's passion to recover the world's greatest stolen treasures
秘宝を追え : イラク博物館の : 海兵隊大佐の特殊任務
- タイトル読み
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イラク ハクブツカン ノ ヒホウ オ オエ : カイヘイタイ タイサ ノ トクシュ ニンム
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注記
参考文献: p458-460
内容説明・目次
内容説明
2003年4月のバクダッド陥落後、怒れる民衆がイラク国立博物館に大挙して略奪のかぎりをつくした。失われた数万点の品々は全人類共通の遺産、文明の揺籃というべき5000年前の秘宝であり、値段がつけられないほど貴重なものだ。普段はニューヨークの地方検事補を務めるマシュー・ボグダノス海兵隊大佐は、テロリストへの武器と資金の流れをつきとめて断ち切るための新部隊—FBI、ICE、陸海空軍、海兵隊などさまざまな組織からなる統合超機関調整グループ(JIACG)—の指揮を任され、イラク南部に展開していた。博物館略奪の話を漏れ聞いた彼は、みずからの判断でチームを引き連れて急遽バグダッドをめざす。博物館は激しい戦闘の傷痕をたたえて荒れ果てていたが、ボグダノスは検察官としての長年の経験から、単なる暴徒以外のタイプの犯罪者の痕跡を見出していく。海兵隊員として携えたライフルのほかに、古代への情熱、明晰な思考、そしてまわりの人々に向ける愛情を武器として八面六臂の活躍を見せた著者が、メソポタミアの至宝の数々を取り戻すまでを綴った、知的な冒険に溢れるノンフィクション。
目次
- 事件の核心
- パターン認識
- ヘクトールの亡霊
- 地下世界を訪れる
- 動員
- 不合理な一〇番目
- 脱出と潜入
- バビロン
- 廃墟での生活
- 首を斬られないために
- 怒ったウサギに気をつけろ
- 鍛造された黄金は
- 軍務はどんなふうに見える?
- これが値段を決める
- 残ったもの
「BOOKデータベース」 より