論争グローバリゼーション : 新自由主義対社会民主主義
著者
書誌事項
論争グローバリゼーション : 新自由主義対社会民主主義
岩波書店, 2007.5
- タイトル別名
-
Debating globalization
論争グローバリゼーション : 新自由主義対社会民主主義
論争 : グローバリゼーション : 新自由主義対社会民主主義
- タイトル読み
-
ロンソウ グローバリゼーション : シンジユウ シュギ タイ シャカイ ミンシュ シュギ
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注記
原著 (Cambridge : Polity Press, 2005) の翻訳
内容説明・目次
内容説明
ワシントン主導の市場原理主義と、アメリカの単独行動主義に対抗し、D・ヘルドは多国間相互の公正な貿易と人間の安全保障に依拠した「グローバル盟約」を提言。それに対し「オープンデモクラシー」サイト・フォーラム上で総勢15名による激しい議論の応酬があった。具体的な施策パッケージを盛り込んだ諸論稿から、欧米圏でのグローバリゼーション論議の布置が明快に浮かび上がる。
目次
- グローバリゼーション—危険と対処法
- 楽観主義擁護論—ひとつの回答
- 国際主義の妄想
- グローバリゼーションの限界—ヘルドとウルフに対する問いかけ
- もう一方の側からみたグローバリゼーション—デヴィッド・ヘルドの主張に欠落しているもの
- 社会民主主義は世界の万能薬か?—デヴィッド・ヘルドに関する論評
- 実行の試金石—主権の世界におけるグローバルな進歩
- トップダウンかボトムアップか—その答え
- 下からのグローバル・ガバナンス
- グローバリゼーションの実態調査
- グローバリゼーション下における秩序化の三形態
- グローバリゼーションに関する論議—二つの新たな提言
- グローバル・ガバナンスを機能させる盟
- 三つの危機と米国のリーダーシップの必要性
- 危険と対処法とは何か—グローバリゼーションをめぐる対立
- 付録A バルセロナ開発アジェンダ
- 付録B 人間の安全保障とは何か
「BOOKデータベース」 より