永遠の絶滅収容所 : 動物虐待とホロコースト

書誌事項

永遠の絶滅収容所 : 動物虐待とホロコースト

チャールズ・パターソン著 ; 戸田清訳

緑風出版, 2007.5

タイトル別名

Eternal Treblinka : our treatment of animals and the Holocaust

タイトル読み

エイエン ノ ゼツメツ シュウヨウジョ : ドウブツ ギャクタイ ト ホロコースト

注記

引用および参考文献: p367-377

文献: p382-387

内容説明・目次

内容説明

ナチスの残虐なユダヤ人等の虐殺はなぜ起こったのか?なぜ家畜のように殺せるのか?動物なら殺すことも許されるのか?人類は、動物を家畜化し、屠畜することから、残虐さを学び、戦争と虐殺を繰り返してきたのではないのか?本書は、動物の家畜化、奴隷制からジェノサイドまで、人類による虐待と殺戮の歴史を辿り、制度的な動物の搾取と殺戮を止め、罪なき犠牲者である動物を護ることこそが、ある生命は他の生命よりもっと価値があるという世界観を克服し、搾取と殺戮の歴史に終止符を打つことができると説く。

目次

  • 第1部 根本的な崩壊(大いなる分断—人間の優越性と動物の搾取;狼、類人猿、豚、ネズミ、害虫—他者を動物として中傷する)
  • 第2部 主人の種、主人の人種(屠畜の工業化—アメリカからアウシュヴィッツへの道;群れの改良—家畜育種からジェノサイドへ;涙の誓いなしに—アメリカとドイツにおける殺戮センター)
  • 第3部 ホロコーストが反響する(私たちも同じだった—ホロコーストを意識する動物擁護活動家;この境界なき屠畜場—アイザック・バシェヴィス・シンガーの共感的ビジョン;ホロコーストのもうひとつの側面—声なき者のために発言するドイツ人)

「BOOKデータベース」 より

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