中世貴族社会と仏教

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中世貴族社会と仏教

小原仁著

吉川弘文館, 2007.6

タイトル読み

チュウセイ キゾク シャカイ ト ブッキョウ

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内容説明・目次

内容説明

摂関期後期より、貴族社会で浄土教信仰が盛んになった。仏典の女性蔑視文言と女性の信仰生活、家の繁栄を希求する来世信仰、大仏開眼会に働く政治力学、文人貴族の本朝意識を解明。貴族の信仰生活と思想動向を考察する。

目次

  • 第1部 貴族社会の女性と仏教(転女成仏説の受容について;女人往生者の誕生—『中右記』の女性をめぐって;最勝金剛院と九条家の女性)
  • 第2部 貴族社会の家と信仰(藤原宗忠の菩提所経営と来世信仰;九条家の祈祷僧—智詮を中心に;『比良山古人霊託』の成立)
  • 第3部 社会と信仰(雲林院の堂舎;大仏開眼会と後白河院政;重源の勧進活動とその論理)
  • 第4部 摂関・院政期の思想動向(摂関・院政期における本朝意識の構造;摂関時代における「日本仏教」の構想—『三宝絵』と『空也誄』を中心に)

「BOOKデータベース」 より

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