21世紀ドストエフスキーがやってくる

書誌事項

21世紀ドストエフスキーがやってくる

大江健三郎ほか著

集英社, 2007.6

タイトル別名

Федор Михайлович Достоевский

Fedor Mikhaĭlovich Dostoevskiĭ

Fyodor Mihayovich Dostoevsky

ドストエフスキーがやってくる : 21世紀

21世紀ドストエフスキーがやってくる

タイトル読み

21セイキ ドストエフスキー ガ ヤッテ クル

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注記

ドストエフスキー略年譜 / 井桁貞義, 桜井厚二編: p347-354

内容説明・目次

内容説明

いまどきドストエフスキー?知っている人も、知らない人も読み進めれば、ヤメラレない。各界の“ドストエフスキー好き”が、その魅力を余すところなく披露。

目次

  • 第1部(対談 多重人格としてのドストエフスキー(島田雅彦;金原ひとみ);インタビュー 『罪と罰』に呼ばれて(袋正);トルストイとドストエフスキー(加賀乙彦);さまざまな声のカーニバル—ドストエフスキー研究と批評の流れを瞥見する(沼野充義);ドストエフスキイの時代(小森陽一);笑えなかったドストエフスキー(浦雅春);黒澤明の『白痴』(四方田犬彦);『カラキョウ』超局所的読み比べ)
  • 第2部(対談 ドストエフスキーが21世紀に残したもの(大江健三郎;沼野充義);インタビュー メタテクストとしてのドストエフスキー(ボリス・アクーニン);インタビュー 文学という劇薬—ドストエフスキーをゴム手袋をはめて読む?(ウラジーミル・ソローキン);現代ロシア版「ドストエフスキーごっこ」(望月哲男);世界のなかのドストエフスキー ラテンアメリカ(野谷文昭);世界のなかのドストエフスキー アメリカ(青山南);世界のなかのドストエフスキー 中国(白井澄世);世界のなかのドストエフスキー ポスト/植民地(中村和恵))
  • 第3部(対談 二つの「ドストエフスキー」の間に(加賀乙彦;亀山郁夫);二〇〇六年の『罪と罰』(井桁貞義);「赤い蜘蛛」と「子供」(斎藤環);ドストエフスキーと正教(安岡治子);「厚い雑誌(トールストイ・ジュルナール)」の興亡—一九世紀の雑誌読者(貝澤哉);『罪と罰』メディア・リテラシーの練習問題(番場俊);てんかんと火事(越野剛);『白痴』の愛と性とユートピア(草野慶子);偉大な作家の名もなき日常—同時代人の回想から(粕谷典子);ナボコフのドストエフスキー嫌い(秋草俊一郎);現代用語としてのドストエフスキー(桜井厚二);ドストエフスキー翻訳文献考(榊原貴教);ある日のドストエフスキー—宣教師ニコライに会う(中村健之介))

「BOOKデータベース」 より

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