夏目漱石は思想家である

書誌事項

夏目漱石は思想家である

神山睦美著

思潮社, 2007.5

タイトル読み

ナツメ ソウセキ ワ シソウカ デアル

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注記

付: 夏目漱石は思想家である関連年表(1枚)

参考文献: p262-271

内容説明・目次

内容説明

人間いかに生きるべきかという素朴な問いを考え尽くした漱石。生そのものの不条理をするどく感受し、共苦、共感の深みから人間同士の根本的な非融和性に対峙した、その大いなる思慮を明らかにする。ドストエフスキー、フロイト、カフカなど、同時代に現れた普遍思想を見据え、近代社会、国民国家の根幹を問い直す、渾身の長篇論考。

目次

  • 序 自己追放というモチーフ
  • 1章 三十分間の死と存在論的転回
  • 2章 一九一〇年、明治四十三年の大空
  • 3章 博士問題の去就と不幸の固有性
  • 4章 存在の不条理と淋しい明治の精神
  • 5章 多声的構造のなかのパッション
  • 6章 ひとりの天使と歴史という翼
  • 7章 索漠たる曠野の方角へ
  • 8章 浮遊する我執(エゴ)と虚栄(プライド)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA82115857
  • ISBN
    • 9784783716358
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    271p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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