時そばの客は理系だった : 落語で学ぶ数学
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書誌事項
時そばの客は理系だった : 落語で学ぶ数学
(幻冬舎新書, 042,
幻冬舎, 2007.5
- タイトル読み
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トキソバ ノ キャク ワ リケイ ダッタ : ラクゴ デ マナブ スウガク
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内容説明・目次
内容説明
落語の噺には、数学や科学のネタが満載されていた!「親子酒」は「クレタ人のパラドックス」であり、「一目上がり」は「等差数列と等比数列」を解説、「千早振る」は「演算の法則」で、「平林」は「素因数分解」で、「こんにゃく問答」は「非ユークリッド幾何学」、「日和違い」は「カオス理論」でもある。ネタづくりは、数学のわかる落語家・三遊亭金八と林家久蔵が担当。笑っている間に身につく数学の知恵26席。
目次
- 第1章 落語に潜む数学の原理(親子酒—誰が本当のことを知っているのか;一目上がり—数の並びで未来を予測;千早振る—一つの式でも二つの答え、困ります;提灯屋—誰でも認める綺麗な形;お神酒徳利—余計な塾よりそろばんが;こんにゃく問答—当たり前のことがくずれると)
- 第2章 落語で論理と確率を(死神—平均寿命のトリック;宿屋の富—賭けは得か;井戸の茶碗—仕事が仕事を呼ぶ訳は;粗忽長屋—考えない論理;狸の賽—賭けを支配するもの;日和違い—少しの違いが大きな違いに、微積の穴)
- 第3章 落語で社会と経済を学ぶ(かぼちゃや—商売に使える計算;しの字嫌い—縁起の良い数字、悪い数字;つぼ算—数のトリック、商売のトリック、騙しのテクニック;花見酒—儲けたような気分だけ;質屋庫—ちりも積もれば、は本当か;平林—構造と分類と)
- 第4章 落語の中の科学(時そば—長さが違う時間の測り方;皿屋敷—空を見ていてわかること;死ぬなら今—仏教の中の数字;七五三—数珠の珠の数の秘密;寿限無—とても大きな数の単位;茶金—倍倍ゲームの落とし穴)
- 第5章 落語が教える勉強法(天災—勉強で大事なことは;松竹梅—努力をすれば一人前)
「BOOKデータベース」 より