若者を喰い物にし続ける社会

書誌事項

若者を喰い物にし続ける社会

立木信著

(新書y, 175)

洋泉社, 2007.6

タイトル読み

ワカモノ オ クイモノ ニ シツズケル シャカイ

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注記

主要参考文献: p249-250

内容説明・目次

内容説明

この国にはマトモな若者政策がない!若年層の負担で年長者を支える再配分システムはもはや機能不全に陥っている。雇用悪化の痛手を受け、経済難から結婚や出産の先送りをやむなく選ぶ若者たち。「がんばれば、きみたち若者世代もやがてよくなるよ」という大人の決めゼリフが一定の真実味を持っていた時代は、もう終わった。気が付けば、なぜか若者ばかりが苦労や無理を強いられる社会に変貌してしまった。60年後の将来世代の資源を先食いする「年長者ひとり勝ちモデル」を築きあげてきた年長者たちの罠にそろそろ気付かなくてはいけない。日本における子どもや若者向けの社会保障は、先進国でも最低水準にある。未来会計の視点から、若者にとって真に必要な政策は何かを明らかにする。

目次

  • 第1章 若者政策がこの日本でなぜ必要なのか
  • 第2章 若者政策へのパラダイム・シフト
  • 第3章 世代間戦争はすでに始まっている
  • 第4章 年長者優先社会が解体してきた家族機能
  • 第5章 メディア、ジャーナリズムの本音を見破れ
  • 第6章 お年寄り帝国のまだ見ぬ全貌

「BOOKデータベース」 より

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