弱き者の生き方 : 日本人再生の希望を掘る

書誌事項

弱き者の生き方 : 日本人再生の希望を掘る

大塚初重, 五木寛之著

毎日新聞社, 2007.6

タイトル読み

ヨワキ モノ ノ イキカタ : ニホンジン サイセイ ノ キボウ オ ホル

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注記

著者の肖像あり

内容説明・目次

内容説明

おのれの悪を凝視し、絶望的体験の地底から恐るべき記憶と無類のユーモアを武器に、日本人再生の希望を掘りおこす。迫真のライブ・トーク。

目次

  • 第1章 弱き者、汝の名は人間なり(人は弱し、されど強し;虎屋の羊羹、銀座のネオンで殴られる;ジェノサイド(集団殺戮)そのものの東京大空襲;生き地獄—戦友を蹴落として生き延びる;悪を抱えて生きること;語りえなかった引き揚げの真実)
  • 第2章 善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや(極限状態で交錯する善と悪;二度目の撃沈と敗戦;涙の漫才修行—人生に無駄はない;日本の植民地支配の爪あと;語られない引揚者の悲劇—残留孤児と不法妊娠;右へ左へ揺さぶられ続けるのが人生)
  • 第3章 心の貧しさと、ほんとうの豊かさ(肉親の死を身近に感じる大切さ;お金という魔物;学内闘争でつるし上げられる;わが青春の登呂遺跡発掘;人は泣きながら生まれ、時に優しさに出あう;経済的貧困と貧しさとの違い;金では買えない「誇り」を抱いて)
  • 第4章 人身受け難し、いますでに受く(人生の峠道でたたずむ;人間性と謙虚さ—前田青邨先生の教え;斜陽館での一夜—師匠と弟子の『人生劇場』;赤線とドジョウすくい;想像力の欠如と「心の教育」;人間として生まれた奇跡と幸運;なぜ人を殺してはいけないのか)
  • 第5章 人間は、ひとくきの葦である(「負け組」などいない;辛いことも直視する勇気をもちたい;時には黙ってただ寄り添うことも大事;潔癖すぎる現代社会;だれにでもある不安やコンプレックス;弱き者たちへ—人は皆、それぞれの生を生きる)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA82383302
  • ISBN
    • 9784620318189
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    263p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
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