書誌事項

祇園祭と戦国京都

河内将芳著

(角川叢書, 36)

角川学芸出版 , 角川グループパブリッシング (発売), 2007.6

タイトル読み

ギオンマツリ ト センゴク キョウト

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内容説明・目次

内容説明

京都の夏の風物詩、祗園祭。しかし、この夏を代表する祭礼である祗園祭が、中世・戦国時代には真冬に行われたことがあった。また祗園祭は、一般に京都の町衆の祭、あるいは権力に抵抗する民衆の祭というイメージが広く流布しているが、それはなぜか。これらの疑問を出発点として、中世祭礼としての祗園祭の実態に迫り、戦国京都を舞台に繰り広げられた、京の町衆、比叡山延暦寺などの社寺、室町幕府との関係など、祗園祭をめぐるさまざまな視角から、中世社会の実相を描く。

目次

  • 第1章 イメージとしての祗園祭(紙芝居「祗園祭」;小説『祗園祭』と映画『祗園祭』)
  • 第2章 天文二年の祗園祭(天文元年〜二年六月の政治状況;天文二年の祗園祭)
  • 第3章 室町幕府にとっての祗園祭(祗園祭の再興;幕府と祗園祭)
  • 第4章 延暦寺大衆にとっての祗園祭(日吉社の祭礼と祗園祭;延暦寺大衆と祗園祭)
  • 第5章 神輿と山鉾の祗園祭(神輿渡御;山鉾巡行)

「BOOKデータベース」 より

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