書誌事項

病原体から見た人間

益田昭吾著

(ちくま新書, 667)

筑摩書房, 2007.7

タイトル読み

ビョウゲンタイ カラ ミタ ニンゲン

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内容説明・目次

内容説明

環境を破壊して繁栄を謳歌し、諸欲によって我が身の破滅を招く…。人間の本質を、病原体から読み解く理不尽すぎる行為の謎。

目次

  • 第1章 病原体の環境と人間の環境(「環境あっての生物」という原則に反する存在;宿主—寄生体関係の起源とは ほか)
  • 第2章 生物としての病原体(細菌に寄生するバクテリオファージ;本来の環境を失った生物のありよう ほか)
  • 第3章 いろいろな病原体の生き方(予防接種とは免疫のしくみを利用し直すこと;ヒトは破傷風菌の生態に影響力を持たない ほか)
  • 第4章 病原体としての人間(環境と生物は対等の関係にある;環境の論理と寄生体の論理 ほか)
  • 第5章 人間特有の生き方(複数の個人を宿主とする寄生体としての「公」;記号による世界は時間的に存在する ほか)

「BOOKデータベース」 より

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