再考 : 精神病の精神分析論
著者
書誌事項
再考 : 精神病の精神分析論
金剛出版, 2007.7
- タイトル別名
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Second thoughts : selected papers on psycho-analysis
再考:精神病の精神分析論
再考精神病の精神分析論
- タイトル読み
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サイコウ : セイシンビョウ ノ セイシン ブンセキロン
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注記
監訳: 松木邦裕
参考文献: 章末
内容説明・目次
内容説明
英国を代表する精神分析家ウィルフレッド・R・ビオン。本書は、ビオン自身がケースを提示しつつ、精神分析と精神病理論について書いた8本の論文に、自らが再び思索を深め、Second Thoughts、詳しく解説を加えたものである。フロイトからクライン、そしてビオンへと続く系譜は、対象関係論を支えてきた流れであり、今日の精神分析を理解するうえで、ビオンの存在はあまりにも重要なものとなっている。しかし、ビオンは、多くの精神分析理論に関する書籍を残しているものの、自分のケースを提示し、論文の形式で論考したものは、本書『再考』以外には存在しない。『再考』には、実際のビオンのケースの様子が垣間見られ、そこからいかにして後年の精神分析理論が広がっていったのか、その萌芽を見ることもできる。
目次
- 1 イントロダクション
- 2 想像上の双子
- 3 統合失調症の理論についての覚書
- 4 統合失調症的思考の発達
- 5 精神病パーソナリティの非精神病パーソナリティからの識別
- 6 幻覚について
- 7 傲慢さについて
- 8 連結することへの攻撃
- 9 考えることに関する理論
- 10 解説
「BOOKデータベース」 より