書誌事項

吉田澄夫博士頌寿記念論文集

近代語学会編

(近代語研究 / 近代語学会編, 第7集)

武蔵野書院, 1987.2

タイトル別名

吉田澄夫博士頌寿記念論文集

タイトル読み

ヨシダ スミオ ハクシ ショウジュ キネン ロンブンシュウ

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注記

吉田澄夫の肖像あり

吉田澄夫博士略年譜: 巻頭p7-8

吉田澄夫博士著作略目録: 巻頭p9-19

論末に引用文献, 参考文献あり

収録内容

  • 語彙論における同相(ホモロジー) : 全体社会の語彙と部分社会の語彙と / 島田勇雄 [執筆]
  • 室町時代における諸宗派の注釈書 : 語学資料としての調査の第一歩として / 柳田征司 [執筆]
  • 『康富記』の語彙 : 室町期語彙一斑 / 中山緑朗 [執筆]
  • 接頭辞「御」を冠した形容詞の敬譲表現について : お伽草子を中心として / 坂詰力治 [執筆]
  • 古活字版日本書紀抄と両足院蔵神代上下抄 : 待遇表現に関する語の相違 / 小林千草 [執筆]
  • 近代文語における終助詞ナムの変容 / 櫻井光昭 [執筆]
  • 『天草本平家物語』における連体形準体法について : 『覚一本』との比較を中心に消滅過程の検討など / 信太知子 [執筆]
  • 江戸初中期の「ないで」について / 外山映次 [執筆]
  • 狂言古本の本文比較 : 虎清本と虎明本 / 林田明 [執筆]
  • 『虎清本』に見られる一・二人称代名詞の待遇価値 / 池上秋彦 [執筆]
  • 近世語における撥音転化の現象について : 主として連音関係について / 岸田武夫 [執筆]
  • 小噺と言語生活 / 宇野義方 [執筆]
  • 「暮する」「済まする」のような言い方 : 近世文語の一問題 / 鈴木丹士郎 [執筆]
  • 川柳(前句附)の語彙 : 粋・意気・通をめぐって / 大橋紀子 [執筆]
  • 国語学と蘭語学との交渉 : 中野柳圃の説を中心として / 杉本つとむ [執筆]
  • 『大蔵虎寛本能狂言』における衍字・脱字の校訂について / 小林賢次 [執筆]
  • 『よしの冊子』と武士の言葉 : オレ・貴様、シャル・サッシャル、オ〜ニナルなど / 金田弘 [執筆]
  • 『百人一首峯梯』における使用漢字 / 矢野準 [執筆]
  • 式亭三馬の作品における三・四文節文の構造 / 斯林不二彦 [執筆]
  • 浮世風呂における女性の人称と階層 / 小松寿雄 [執筆]
  • 浮世風呂・浮世床の「のだ」文 / 土屋信一 [執筆]
  • 『東海道四谷怪談』において上方風の言葉遣いをする人たち / 古田東朔 [執筆]
  • 山形県置賜地方の説話 / 阿部八郎 [執筆]
  • 「言いシマウ」から「言ッチャウ」へ : 江戸語東京語の完了形 / 田中章夫 [執筆]
  • 『布令字弁』の成立と成長 / 松井利彦 [執筆]
  • 『スウィントン万国史』の翻訳 / 進藤咲子 [執筆]
  • 露都創刊日本語典の文例 : 百年前の国語 / 吉町義雄 [執筆]
  • 「紅茶」と「コーヒー」 / 天沼寧 [執筆]
  • えびす神の地名字 / 鏡味明克 [執筆]
  • 京言葉における幼児語 / 寺島浩子 [執筆]
  • 「人づくり」問題 / 江湖山恒明 [執筆]
  • 『春秋雑誌會話篇』攷 : サトウ『會話篇』書誌覚書 / 松村明 [執筆]
  • 京都千本閻魔堂の大念仏狂言と閻魔堂節の性格 / 井之口有一, 山口幸洋 [執筆]

内容説明・目次

目次

  • 語彙論における同相—全体社会の語彙と部分社会の語彙と(島田勇雄)
  • 室町時代における諸宗派の注釈書—語学資料としての調査の第一歩として(柳田征司)
  • 『唐富記』の語彙—室町期語彙一斑(中山緑朗)
  • 接頭語「御」を冠した形容詞の敬譲表現について—お伽草子を中心として(坂詰力治)
  • 古活字版日本書紀抄と両足院蔵神代上下抄—待遇表現に関する語の相違(小林千草)
  • 近代文語における終助詞ナムの変容(桜井光昭)
  • 『天草本平家物語』における連体形準体法について—『覚一本』との比較を中心に消滅過程の検討など(信太知子)
  • 江戸初中期の「ないで」について(外山映次)
  • 狂言古本の本文比較—虎清本と虎明本(林田明)
  • 『虎清本』に見られる1・2人称代名詞の待遇価値(池上秋彦)
  • 近世語における撥音添加の現象について—主として連音関係について(岸田武夫)小噺と言語生活(宇野義方)
  • 「暮する」「済まする」のような言い方—近世文語の一問題(鈴木丹士郎)
  • 川柳(前句附)の語彙—粋・意気・通をめぐって(大橋紀子)
  • 国語学と蘭語学との交渉—中野柳圃の説を中心として(杉本つとむ)
  • 『大蔵虎寛本能狂言』における衍字・脱字の校訂について(小林賢次)
  • 『よしの冊子』と武士の言葉—オレ・貴様、シャル・サッシャル、オ〜ニナルなど(金田弘)
  • 『百人一首峯梯』における使用漢字(矢野準)
  • 式亭三馬の作品における三・四節文の構造(斯林不二彦)
  • 浮世風呂における女性の人称と階層(小松寿雄)
  • 浮世風呂・浮世床の「のだ」文(土屋信一)
  • 『東海道四谷怪談』において上方風の言葉遣いをする人たち(古田東朔)
  • 山形県置賜地方の説話(阿部八郎)
  • 「言いシマウ」から「言ッチャウ」へ—江戸語東京語の完了形(田中章夫)
  • 『布令字弁』の成立と成長(松井利彦)
  • 『スウィントン万国史』の翻訳(進藤咲子)
  • 露都創刊日本語典の文例—百年前の国語(吉町義雄)
  • 「紅茶」と「コーヒー」(天沼寧)
  • えびす神の地名字(鏡味明克)
  • 京言葉における幼児語(寺島浩子)
  • 「人づくり」問題(江湖山恒明)
  • 『春秋雑誌会話篇』攷—サトウ『会話篇』書誌覚書(松村明)
  • 京都千本閻魔堂の大念仏狂言と閻魔堂節の性格(井之口有一;山口幸洋)

「BOOKデータベース」 より

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