植物が語る放射線の表と裏
著者
書誌事項
植物が語る放射線の表と裏
培風館, 2007.7
- タイトル別名
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放射線の表と裏 : 植物が語る
- タイトル読み
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ショクブツ ガ カタル ホウシャセン ノ オモテ ト ウラ
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注記
主な参考文献: p242-245
内容説明・目次
内容説明
放射線は社会に大きな利益をもたらす一方で、原爆や核実験など多くの人命を危険にさらす諸刃の剣である。本書は、私たちの日常と深くかかわりがありながら、じつはよく知られていない放射線の話題について植物を中心に紹介する。第1部では放射線の基礎知識を、第2部では植物の品種改良を例に放射線がもたらす利益を、第3部では原爆や核実験が植物に与える悪影響を取り上げて解説する。放射線の人間社会へのかかわりについて理解を深めるうえでも、示唆に富む好個の書である。
目次
- 第1部 放射線の生物効果(自然放射線の中で生きる;X線と放射性物質の発見;放射線の基礎知識;放射線をあてると植物はどのような障害を受けるか;ショウジョウバエで成功した人為突然変異の誘発)
- 第2部 放射線の利益(放射線のさまざまな産業的利用;イネにX線をあてると増収するか;植物での突然変異の誘発法の発見;突然変異による品種改良を夢見た人々;レイメイとゴールド二十世紀;人為突然変異の特徴)
- 第3部 放射線の悪影響(放射線が社会に及ぼす悪影響;原爆は植物にも変異を起こした;東西冷戦から生まれたガンマフィールド;低線量でも突然変異は起こるか—ムラサキツユクサによる検証;農牧地に降ったフォールアウトの行きつく先;放射線が人体に与える遺伝的影響は心配無用か)
「BOOKデータベース」 より