超「暴力」的な父親
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書誌事項
超「暴力」的な父親
(ベスト新書, 152)
ベストセラーズ, 2007.7
- タイトル別名
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超暴力的な父親
- タイトル読み
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チョウ ボウリョクテキナ チチオヤ
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注記
梁石日年譜: p204-214
内容説明・目次
内容説明
最近の若い人たちの間では自分の家族のことが話題になることが多い。かつての若者の関心事といえば、セックス、車、金であった。それらは、かつては充たされないものだったからだろう。ところが今、替わって、家族が、父親、母親との関係が、地域社会での人と人とのつながりが関心事になっていることは、考えてみれば恐ろしいことで、かつては当たり前に存在していたものが、今や、存在感が薄れ、失われかけ、無くなりかけているものになっているからではないか。梁石日の小説に登場する暴力的な父親が、とっても新鮮なのは、今時あそこまで生身の肉体を本気で子供にぶつけてくる父親はいないからだ。ページをめくれば、ものすごい父親が圧倒的な存在感で迫ってくる。
目次
- 第1部 この父親を見よ(オヤジは小説『血と骨』の金俊平そのもの;戦争が終わって、事業を始めたオヤジ;オヤジとオフクロ、そしてオヤジの妾たち)
- 第2部 私も父親失格だった(オヤジの孤独な人生が反面教師に;私に父親の自覚が生まれるまで;疑似家族の付き合い;しみじみ父親としての気持ち)
「BOOKデータベース」 より