大学という病 : 東大紛擾と教授群像
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大学という病 : 東大紛擾と教授群像
(中公文庫, [た-74-1])
中央公論新社, 2007.7
- タイトル読み
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ダイガク ト イウ ヤマイ : トウダイ フンジョウ ト キョウジュ グンゾウ
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注記
参考文献: p308-323
内容説明・目次
内容説明
昭和三年、三・一五事件で東京帝国大生の検挙者が続出、学内では左傾教授の処分が行われた。左傾認定を受けた大森義太郎は自ら辞任するが、それは十年にわたる派閥抗争の序章に過ぎなかった—。経済学部を壊滅状態に追いやった「大森事件」とその余波を豊富なエピソードとデータを駆使して描き、大学のあり方を問う警世の書。
目次
- 1 昭和三年四月十七日、安田講堂
- 2 黄色いノートと退屈な授業
- 3 俸給と稿料
- 4 消費される大学教授
- 5 繁殖する派閥菌
- 6 河合栄治郎学部長の光と影
- 7 河合の孤立と大森の困窮
- 8 帝大粛正のミステリー
- 9 反復する記憶—急進右翼と全共闘
- 10 大学は死んでいた
「BOOKデータベース」 より