偶然のめぐみ : 随想集
著者
書誌事項
偶然のめぐみ : 随想集
日本経済新聞出版社, 2007.6
- タイトル別名
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随想集偶然のめぐみ
- タイトル読み
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グウゼン ノ メグミ : ズイソウシュウ
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内容説明・目次
内容説明
大連が、フランス文学が、日本野球連盟が、アカシヤが、巴里が、詩作が、マロニエが…偶然の輪を作りながら、いま、遠い時刻へと還って往く。詩人が深く慈んだ人生の断片。
目次
- 私の履歴書
- 大連をなぜ書くか—一つの自由
- 大連日僑学校の思い出
- 詩を隠している辞書という世界—私にとっての日本語
- 私の持つ最も古い本
- ルコント・ド・リールの『夷狄詩集』
- ランボーとの別れかた—小林秀雄の場合の寂寥
- おやじの本棚—「世の中に出たら百科事典を買いなさい」
- 遠藤周作の葬儀
- 初版本の魔力
- プルーストがショパンを描いた詩
- 『蝶と海』について
- 心の書—思い浮かぶままに
- こよなき魅惑の時空—両大戦間のパリ
- 偶然の恵み
- 『ラヴェル礼賛』いまいずこ
- 白の魅惑
- ジャカルタ
- アンドレ・ブルトン『自由な結合』—20世紀の一冊、という問いに
- 竹中郁の魅力—日常的現実において瀟洒から深遠へ
- 河盛好蔵さんを悼む
- 審判は神聖である
- 座談会 日本人にとって野球とは何か(清水哲男+平出隆+清岡卓行)
「BOOKデータベース」 より