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舌の記憶

筒井ともみ著

(新潮文庫, つ-22-2)

新潮社, 2007.8

タイトル読み

シタ ノ キオク

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内容説明・目次

内容説明

夏の陽ざしが退き始めた夕暮れに食べる白玉の、懐かしいような喉ごしの感触がいとしかった—。昭和三十年代、世田谷。俳優の伯母と伯父、儚げな母。風変わりな家庭で育った私は、病弱でも不思議に大人びた少女だった。あの頃の胸疼かせる思い出のよすがは、口にした食べものの味と香り。春の雛膳、秋のお稲荷さん、冬のおでん。季節の匂いが連れてくる追憶に満ちた自伝的エッセイ。

目次

  • 春(祖母のジャムサンドビスケット;真夜中の雛膳 ほか)
  • 夏(くすぐったい白玉—白玉娘(上);別れの白玉—白玉娘(下) ほか)
  • 秋(男優Mと哀しみのナポリタン;甘いクスリ ほか)
  • 冬(チャボが居た裏庭;魚の部分 ほか)
  • 私の「記憶」のレシピ帖

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA82658036
  • ISBN
    • 9784101311326
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    314p
  • 大きさ
    16cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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