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めぐりくる夏の日に

河島英昭著

岩波書店, 2007.7

タイトル読み

メグリクル ナツ ノ ヒ ニ

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内容説明・目次

内容説明

東京・大森で生まれた著者は、一家で疎開した北上川のほとりで敗戦を迎え、帰るべき家を失ったまま盛岡中学に進学する。無垢な目に映った戦前の東京、次第に濃さを増してゆく戦争の影と国民学校同級生との別れ、そして見知らぬ土地での体験とさらなる別れ…。のちにイタリア文学研究の道に進んだ著者は、見えない糸に導かれるように、そこに新たな同級生たちを見出してゆく。皇国少年のあの日々を、そして混沌のなかでの成長の日々を、静かな筆致で回想する。

目次

  • 1 川のほとりで(失われた川;ショプコを摘む ほか)
  • 2 めぐりくる夏の日に—プロムナード(散歩から散策へ;祖父との散歩 ほか)
  • 3 山麓点景(豆腐庵で咲かせた薔薇;浅間山麓の朝 ほか)
  • 4 丸のいない日

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA82677686
  • ISBN
    • 9784000022651
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    vii, 196p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
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