天皇制国家と宗教
著者
書誌事項
天皇制国家と宗教
(講談社学術文庫, [1832])
講談社, 2007.8
- タイトル読み
-
テンノウセイ コッカ ト シュウキョウ
大学図書館所蔵 件 / 全179件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
1986年日本評論社より刊行された「天皇制国家と宗教」を底本とする
参考文献: p288-291
内容説明・目次
内容説明
「戦後政治の総決算」とは宗教において何を意味するのか。キリシタン弾圧、仏教への打撃政策、民間宗教の禁圧等により、天皇中心の神道的国民教化に乗り出した明治政府。やがて国家神道は全国民に強制され、昭和期に入ると、政府は治安維持法と不敬罪を武器に宗教弾圧を繰り返し、屈した宗教は戦争協力に狂奔した…。維新から敗戦までの歴史を通じて「国家と宗教」を問い直す。
目次
- 序章 幕藩体制下の宗教
- 第1章 明治維新と宗教政策の変転(神仏分離と神道国教化;排仏毀釈運動;排仏毀釈の高揚と終熄;浦上事件とキリスト教の解禁;大教宣布と国民教化;神仏合併布教と民衆宗教の弾圧)
- 第2章 国家神道の確立と近代天皇制(祭祀と宗教の分離;教派神道の独立と天理教弾圧;皇室祭祀の新定;帝国憲法と宗教制度;日清・日露戦争と靖国神社;神社制度の整備)
- 第3章 宗教国家としての大日本帝国(不敬罪による宗教弾圧;近代の創建神社;践祚・即位式・大嘗祭;昭和の大礼と神社対宗教;海外神社の創建;治安維持法による宗教弾圧;宗教団体法と神祇院)
- 終章 日本国憲法と信教の自由
「BOOKデータベース」 より