私を変えたこの一冊 : 作家24人の名作鑑賞
著者
書誌事項
私を変えたこの一冊 : 作家24人の名作鑑賞
(集英社文庫, [特-4-9])
集英社, 2007.6
- タイトル読み
-
ワタシ オ カエタ コノ イッサツ : サッカ 24ニン ノ メイサク カンショウ
大学図書館所蔵 全19件
  青森
  岩手
  宮城
  秋田
  山形
  福島
  茨城
  栃木
  群馬
  埼玉
  千葉
  東京
  神奈川
  新潟
  富山
  石川
  福井
  山梨
  長野
  岐阜
  静岡
  愛知
  三重
  滋賀
  京都
  大阪
  兵庫
  奈良
  和歌山
  鳥取
  島根
  岡山
  広島
  山口
  徳島
  香川
  愛媛
  高知
  福岡
  佐賀
  長崎
  熊本
  大分
  宮崎
  鹿児島
  沖縄
  韓国
  中国
  タイ
  イギリス
  ドイツ
  スイス
  フランス
  ベルギー
  オランダ
  スウェーデン
  ノルウェー
  アメリカ
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
作家の人って、どんな本を読んで作家になったのだろう。芥川龍之介は、宮沢賢治は、あの人の人生をどのように変えたのだろう。作家になった今、『ふしぎの国のアリス』を、『車輪の下』を、あの人はどんなふうに読むのだろう。作家24人が読者として真剣に名作に向き合った鑑賞集。
目次
- 「地獄変」芥川龍之介—トレーニング(北方謙三)
- 「河童」芥川龍之介—哀しみの河童(夢枕獏)
- 「野菊の墓」伊藤左千夫—隠れ野菊はいまもいる(久世光彦)
- 「伊豆の踊子」川端康成—恋の垣根(橋本治)
- 「女たちへのいたみうた金子光晴詩集」金子光晴—男たちへのいたみうた(小池真理子)
- 「ふしぎの国のアリス」キャロル—ファンタジーの原点(阿刀田高)
- 「青い麦」コレット—恋の原型の小説(田辺聖子)
- 「堕落論」坂口安吾—覚醒する安吾(立松和平)
- 「清兵衛と瓢箪・小僧の神様」志賀直哉—ぼくの得意枝(原田宗典)
- 「汚れつちまつた悲しみに…中原中也詩集」中原中也—1971年の中原中也(秋元康)
- 「坊ちゃん」夏目漱石—正義と愛(ねじめ正一)
- 「三四郎」夏目漱石—十五歳の春(三田誠広)
- 「夢十夜・草枕」夏目漱石—小説における映像主義の発明とその挑戦(大林宣彦)
- 「吾輩は猫である」夏目漱石—牛の涎(谷川俊太郎)
- 「怪談」ラフカディオ・ハーン—『怪談』の静寂について(清水義範)
- 「たけくらべ」樋口一葉—大和ことばの柔らかさ(俵万智)
- 「偉大なギャツビー」フィッツジェラルド—偉大さと華麗さの間で(柳美里)
- 「車輪の下」ヘッセ—ハンス・ギーベンラートの哀しみ(畑山博)
- 「風立ちぬ」堀辰雄—生きようとする祈り(氷室冴子)
- 「銀河鉄道の夜」宮沢賢治—ひかりをさがして(武田鉄矢)
- 「高瀬舟」森鴎外—翻訳の不可能なる(林望)
- 「安南の王子」山川方夫—「血のつながり」の重さ(群ようこ)
- 「遠野物語」柳田国男—小さな、過激な本(中沢新一)
- 「怪盗ルパン 奇巌城」ルブラン—探偵小説への道案内人ルパン(大沢在昌)
「BOOKデータベース」 より