文化の生態系と人類学的眺望
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文化の生態系と人類学的眺望
(エコ・イマジネール, [1])
言叢社, 2007.6
- タイトル読み
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ブンカ ノ セイタイケイ ト ジンルイガクテキ チョウボウ
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注記
監修: 蔵持不三也
参考文献: 各論文末
内容説明・目次
内容説明
「多様性の科学」としての人類学は、“文化の生態系”のうちに作動する“イマジネール”の構造と条件を対象化することで、新たな人類知としての“イマジネール”への眺望を拓く。“文化の生態系”の歴史と現在を追求する16人の論集。
目次
- カントリーサイドという空間—ハンティングを通してみたイングランドの空間編成の現場
- フリーウェア慣行の文化生態学的研究
- 斜めから「文化」を語る—南からの傾度を以て沖縄を記述する試み
- 現代日本における「父親論」の問題構成
- 人が死ぬということ—死生の諸側面とその関係性について
- 異形の修辞学—近世ヨーロッパの怪物譚にみる自己理解としての文化的手法
- 参加者の視点から見た聖人祭—聖ロレンソ祭(スペイン・ウエスカ)における「祭りの経験構造」の分析
- 模倣から創造へ—トーテム動物(フランス・ラングドック)の選択にみられる真正感覚の歴史的変化について
- 『ラ・シルフィード』の音楽から—十九世紀のパリ・オペラ座バレエ団とデンマーク・ロイヤルバレエ団
- 幼児教育の中の宗教と日常的慣習—インドネシア・バリ島の儀礼の所作に関する考察
- 「沖縄病」患者の民族誌—ひめゆりの塔と「復帰」にいたる病
- 中国・羌族・桃坪村—その観光化と文化変容
- フィリピン・パナイ島北部汽水域における漁場の利用秩序—定置漁具タバの設置交渉を通して
- むら持ち網はどのように持続してきたのか—奥能登大敷網漁業の事例から
- 祟りをめぐる祭祀と魔除けの民俗的メカニズム—コト八日・境界・まれびと
「BOOKデータベース」 より