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アドルノ伝

シュテファン・ミュラー=ドーム著 ; 柴嵜雅子 [ほか] 訳

作品社, 2007.9

タイトル別名

Adorno : eine Biographie

タイトル読み

アドルノ デン

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注記

監訳: 徳永恂

その他の訳者: 春山清純, 辰巳伸知, 長澤麻子, 宮本真也, 北岡幸代

年譜: p746-756

文献目録: p770-795

内容説明・目次

内容説明

富裕なワイン商の息子として音楽家を志した幼・少年時代。カント哲学の影響下に哲学に開眼した青年時代。ヒトラー政権下でのアメリカ亡命。盟友ベンヤミンとの交友、ブロッホ、アーレント等との確執…。伝記的事実を丹念に辿りつつ批判理論の頂点=「否定弁証法」に至る精神の格闘の軌跡を描く。

目次

  • 第1部 源泉—家族と子ども時代と青春期。マイン河畔の町で過ごした勉学の年月(対照的な父母の家系;ジャン・フランソワ、またの名をジョバンニ・フランチェスコ—コルシカの祖父 ほか)
  • 第2部 住所の移転—フランクフルト、ウィーン、ベルリン。多様な知的関心(哲学と音楽の越境;流れに抗して—フランクフルトの街と大学 ほか)
  • 第3部 亡命時代—余所者の中での知的実存(二重の亡命—伝記的運命としての知的故郷喪失;民族共同体のための画一化とアドルノのためらいがちの亡命 ほか)
  • 第4部 思考は無限だが、忍耐には限界がある(「ノー」という爆破力;転居。廃墟を視察する ほか)
  • エピローグ 自己自身に逆らって考える

「BOOKデータベース」 より

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