マンダラとは何か
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書誌事項
マンダラとは何か
(NHKブックス, 1090)
日本放送出版協会, 2007.8
- タイトル読み
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マンダラ トワ ナニカ
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注記
マンダラをさらに深く知るためのブックガイド: p278-281
内容説明・目次
内容説明
マンダラは儀礼や瞑想の装置として、インド仏教のラストランナー密教が発明した究極の真理を表わす図像だった。本来の用い方としての、心の中に仏世界を描いてゆく、マンダラ瞑想法を紹介。さらに、マンダラ誕生の背景を仏教史の解説から説き起こし、マンダラに描かれた、仏菩薩や神々はどんな性格で、何を意味しているのか、図像学的に解説していく。また、仏教的世界観に基づいた狭義のマンダラにとどまらず、欧米やイスラム世界にも存在するマンダラ型図形にも触れる。最終章では、マンダラ塗り絵の実践を通して、マンダラが心にもたらす影響まで幅広く論じ、現代でも大きな影響力をもつ、マンダラ図像の本質に迫る意欲的な試み。
目次
- 序章 マンダラを定義する
- 第1章 インド密教の冒険
- 第2章 インドのマンダラ—マンダラ開発史
- 第3章 チベットのマンダラ—正統派のマンダラ
- 第4章 マンダラ瞑想法
- 第5章 日本のマンダラ—逸脱か発展か
- 第6章 世界にもある「マンダラ」
- 第7章 現代のマンダラ—ユングと「マンダラ塗り絵」
「BOOKデータベース」 より