思想の死相
著者
書誌事項
思想の死相
双風舎, 2007.8
- タイトル別名
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思想の死相 : 知の巨人は死をどう見つめていたのか
- タイトル読み
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シソウ ノ シソウ
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注記
参考文献: p270-271
内容説明・目次
内容説明
「生き生き」とした言葉の裏側を覗いてみると、そこには死に絶えつつある思想の死相があらわれている。本書に登場する10人の知の巨人は、「生き生き」とした言葉に対して、どのような警鐘を鳴らしてきたのか。思想が死相にひんする現代日本の状況に、彼らの「死の思想」は何を語りかけるのか。日本の思想は、死相から甦ることができるのか。現代思想研究の最先端を走る仲正昌樹が、知の巨人の思想を新たな切り口で解説する。わかりたいあなたに送る、新しい現代思想の入門書。
目次
- 1 「大きな正義」の落とし穴—アドルノの思想を読む
- 2 「進歩」は「回帰」であることへの「目覚め」—ベンヤミンの思想を読む
- 3 「人間」の限界—アーレントの思想を読む
- 4 「死」のエクリチュール—デリダの思想を読む
- 5 「人間の終焉」とは何か?—フーコーの思想を読む
- 6 バカボンのパパは超人なのか—ニーチェの思想を読む
- 7 亡霊としての「資本」—マルクスの思想を読む
- 8 利用される哲学—ハイデガーの思想を読む
- 9 底なし理論としての精神分析—ラカンの思想を読む
- 10 理性の暴走に歯止めをかける—スローターダイクの思想を読む
「BOOKデータベース」 より