文学を旅する地質学

Bibliographic Information

文学を旅する地質学

蟹澤聰史著

古今書院, 2007.9

Title Transcription

ブンガク オ タビスル チシツガク

Note

引用・参考文献: p172-175

Description and Table of Contents

Description

ゲーテは若い頃、地質学に関する職についていた。宮澤賢治も、若い頃地質学を学んだ。中国の漢詩と地質学との関係を探り、ギリシア神話と地中海の地質を語る。文学と地質学の接点はどんなことか。岩石学を専門とする地質学者である著者は、文学作品の舞台である土地に興味をもって旅行した。本書は、著者が旅した文学作品の舞台を、著者の専門である地質学の知識と文学の教養をもって縦横にその接点を解き明かす。

Table of Contents

  • 第1章 スタインベック『怒りの葡萄』とルート66
  • 第2章 ゲーテの『ファウスト』と花崗岩の成因、『イタリア紀行』における地質学的観察
  • 第3章 宮澤賢治の『春と修羅』とノヴァーリス『青い花』に共通するもの
  • 第4章 漢詩をとおして見た中国の地質
  • 第5章 魯迅と地質学の接点を探る
  • 第6章 大岡昇平の作品と地質学
  • 第7章 『ニルスのふしぎな旅』『ペール・ギュント』と北欧の地質
  • 第8章 地中海東部の地質とギリシア神話
  • 付表 地質年代表と地球上でのおもな出来事

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Details
  • NCID
    BA82961715
  • ISBN
    • 9784772271011
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    177p
  • Size
    22cm
  • Classification
  • Subject Headings
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