ルポ戦後縦断 : トップ屋は見た
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ルポ戦後縦断 : トップ屋は見た
(岩波現代文庫, 文芸 ; 124)
岩波書店, 2007.9
- タイトル別名
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戦後縦断 : ルポ : トップ屋は見た
- タイトル読み
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ルポ センゴ ジュウダン : トップヤ ワ ミタ
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注記
徳間書店1986.3刊の増補再刊
内容説明・目次
内容説明
皇太子妃スクープ、売春防止法施行、蒸発人間、産業スパイ、国鉄鶴見事故、王子製紙争議、被爆者運動…、今では遠き彼方に過ぎ去ってしまった昭和三〇年代の世相を語る上で不可欠な主題を追跡した著者渾身のルポルタージュ選。戦後という現場で人々は何を思い、蠢いていたのか。週刊誌のトップ記事をスクープした「トップ屋」としてのしなやかで腰の強い取材力が渦中の人々と事件の真相に肉薄する。小説「皇太子の恋」も収録。
目次
- 皇太子妃スクープの記
- 話題小説 皇太子の恋
- かくて「鶴見事故」は起こる—スポンサーなき企業の悲劇
- 赤線深く静かに潜航す—ステッキ・ガールという名の淑女たち
- ストライキの果て—王子争議のもたらしたもの
- 蒸発人間—この奇妙な家出人たちの心理と行動のナゾ
- 産業スパイ
- 白い共産村—下着も共有の桃源郷
- 国有財産は誰のものか
- 不思議な官庁・通産省
- ブラジル“勝ち組”を操った黒井い魔手
- 彼らが成功する瞬間—関東大震災を生かした人々
- 財閥の葬儀委員たち—不死鳥を殺したかった
- 丸ビル物語—サラリーマンの故郷
- 朴大統領下の第二のふるさと—十八年ぶりの韓国—それは懐かしいというよりも悲しいまでの“民族の悲劇”を私に痛感させた
- ヒロシマの五つの顔—あれから十三年・死の影はまだ消えていない
「BOOKデータベース」 より