昭和を騒がせた漢字たち : 当用漢字の事件簿
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書誌事項
昭和を騒がせた漢字たち : 当用漢字の事件簿
(歴史文化ライブラリー, 241)
吉川弘文館, 2007.10
- タイトル別名
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昭和を騒がせた漢字たち : 当用漢字の事件簿
- タイトル読み
-
ショウワ オ サワガセタ カンジ タチ : トウヨウ カンジ ノ ジケンボ
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注記
参考文献: p200-202
内容説明・目次
内容説明
1946年、「当用漢字」が制定された。漢字の使用が制限されたとき、国民の生活には何が起こったのか。「福井県」が「福丼県」だと怒鳴り込む人、彫刻掘りなおし裁判などの事件をたどりつつ、戦後日本の世相を読み直す。
目次
- 八紘一宇をめぐって—プロローグ
- 新しい時代とともに—一九四〇、五〇年代の漢字事件(『青い山脈』の恋;新聞題字問題;郵政省改名騒動)
- 変わりゆく社会の中で—一九六〇年代の漢字事件(新宮の命名をめぐって;記号式投票と狭山事件;誤字を理由に解雇できるか)
- 拡大する自由の行方—一九七〇年代の漢字事件(水俣病患者たちのうらみ;たばこ「おおぞら」の物語;「よい子の像」碑文裁判)
- 自由と平等の相克—エピローグ
「BOOKデータベース」 より