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高松塚への道

網干善教著

草思社, 2007.10

タイトル読み

タカマツズカ エノ ミチ

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注記

構成: 太田信隆

網干善教主要著書: p229-231

網干善教略年譜: p233-236

内容説明・目次

内容説明

1972年、奈良県明日香村の高松塚で発見された彩色壁画は世紀の「大発見」と言われ、日本中に考古学ブームを巻き起こした。その発掘の当事者である著者が、自らの考古学人生を平易な口調で語り下ろす。石舞台古墳、高松塚古墳、マルコ山古墳、キトラ古墳、そしてインドの祇園精舎遺跡と、自ら指揮したさまざまな発掘のエピソードや考古学の魅力を存分に紹介する。また、著者は2002年に発覚した高松塚壁画の惨状については、文化庁の管理責任を厳しく批判し、「石室解体保存」についても一貫して反対していた。その理由についても本書で詳しく述べている。2006年、高松塚の解体を憂いつつ78歳の生涯を閉じた考古学の第一人者の遺言と言っていい一冊である。

目次

  • 序章 古墳の舞台、アスカ
  • 第1章 石舞台古墳が遊び場
  • 第2章 高松塚古墳の発見
  • 第3章 第二、第三の壁画古墳を探せ
  • 第4章 変わりはてた壁画
  • 第5章 還暦にインドの祇園精舎を掘る

「BOOKデータベース」 より

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