省みることの哲学 : ジャン・ナベール研究
著者
書誌事項
省みることの哲学 : ジャン・ナベール研究
東信堂, 2007.9
- タイトル別名
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La philosophie de la réflexion
省みることの哲学 : ジャンナベール研究
- タイトル読み
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カエリミル コト ノ テツガク : ジャン ナベール ケンキュウ
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注記
著者の博士論文「ジャン・ナベールの道徳哲学 : 他者と世界を介した自己理解の探求」 (東京大学, 2006.6) を大幅に書き改めたもの
参考文献: p211-213
内容説明・目次
内容説明
哲学における議論は生活の現実に即応しているか、またそこで得られた知識はいかにして生活を変容しうるか—こうした具体的生から立ち上がってくる問題を常に意識しつつ、自由と選択、反省と陶冶、感情と義務等、自己と倫理という中心課題をめぐって独自の考察を進めたナベールについての初の包括的研究。サルトルやレヴィナス登場以前の20世紀フランス倫理学というわが国では未開拓の研究領域に挑んだ、貴重なモノグラフ。
目次
- ジャン・ナベールの生涯と思想
- 第1部 自由の内的経験(自由意志の感情;自由の内的経験のプロセス)
- 第2部 反省による自己の創造(反省とはいかなる営みか;自由への信の形成—反省の効果(1);行為の理由の変化—反省の効果(2);道徳的人格の陶治—反省の効果(3))
- 第3部 感情と倫理(制度としての義務;道徳性と関わる感情;他者との交流)
- 結論
「BOOKデータベース」 より