火焔山、芭蕉扇の闘い
著者
書誌事項
火焔山、芭蕉扇の闘い
(西遊記 / 邱永漢著 ; 村上豊画, 第6巻)
魁星出版 , 學燈社 (発売), 2007.6
- タイトル読み
-
カエンザン バショウセン ノ タタカイ
大学図書館所蔵 件 / 全5件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
炎暑きびしい夏もすぎ、秋風の立つ季節がやってきたというのに、蒸されるような暑さの火焔山に、三蔵法師一行はさしかかった。この山の炎は、翠雲山芭蕉洞に住む羅刹女の秘蔵の品、芭蕉扇であおげば、なんなく消えるという話を、悟空が聞きだしてきた。羅刹女は鉄扇公主ともいい、牛魔王の女房で、紅孩児の母親である。かくして、悟空・八戒と牛魔王、羅刹女、そして牛魔王の妾・玉面公主を混じえての芭蕉扇をめぐる死闘がはじまった。双方、十二変化の術を駆使して闘うが、いっこうに勝負がつかない。そこへ如来の仏兵、玉帝の天兵たちが助け太刀にやってきた。妖怪たちは、李天王の照魔鏡に正体を照らし出され、ついに降参する。牛魔王の正体は大きな白牛、玉面公主は狸だった…。
「BOOKデータベース」 より