北方伝説の誕生 : 歴史と民俗の接点

書誌事項

北方伝説の誕生 : 歴史と民俗の接点

佐々木馨著

吉川弘文館, 2007.10

タイトル読み

ホッポウ デンセツ ノ タンジョウ : レキシ ト ミンゾク ノ セッテン

内容説明・目次

内容説明

坂上田村麻呂に置去りにされた蝦夷の娘の悲恋、みちのくを旅した中世の「黄門様」北条時頼…。伝説はどのように生まれ、どう受け継がれてきたか。民衆が生き抜くエネルギーとなった伝説が地域に発揮した力を解明する。

目次

  • 1 伝説の歴史と地平(伝説研究の歴史;新たな伝説世界の地平)
  • 2 「歴史的伝説」の世界(「みちのく」の開拓と布教;「みちのく」を旅する中世の黄門—北条時頼;謎の海外伝道者—日蓮宗日持)
  • 3 「民話的伝説」の世界(和人地の伝説背景;伝説にみるアイヌと和人地の創出)
  • 4 北方伝説の風土(近世蝦夷地の開拓と宗教;近代北海道の開拓と宗教;北方伝説の文化力)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
ページトップへ