宗教
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宗教
(岩波現代文庫, 学術 ; 179 . 哲学コレクション||テツガク コレクション ; 1)
岩波書店, 2007.10
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シュウキョウ
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Description and Table of Contents
Description
宗教を問うことは人間を問うことである。私とは何か。東西の伝統の狭間で、人間の生涯をいかなる文脈で捉えるべきか。無我の境地とは果たして可能か。人間の生死と宗教はどう関わり続けているか。人間として生きることの真実を求めて、古今東西の叡智と対話し続けてきた著者が到達し得た思想の深みを鮮やかに示す新編集版の著作集成。
Table of Contents
- 「宗教とは何か」へ(秋深し;世界と海;「楠の神様」と流れ星;今しばし;生きる時・時;「この世」ということ;人間の障害ということ)
- 現代と宗教—「問題」
- 宗教とは何か(「宗教とは何か」に向けての「人間であること」の自覚;直立して「“我”と言う」—人間存在の原態;「世界」の見えない二重性—「虚空/世界」の霊性;自覚と自意識;人間として生きること—「生命—生(生活/人生)—いのち)
- 絶対無の宗教哲学(「無と空」をめぐって;無我ということ;逆対応と平常底;「死の哲学」へ)
- 人間(清沢満之—絶対他力における「境遇と境涯」;夏目漱石—「自己本位」と「即天去私」;山頭火と放哉—「自由律俳句」詩人と仏道)
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