仏教思想の奔流 : インドから中国・東南アジアへ
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仏教思想の奔流 : インドから中国・東南アジアへ
(光華選書, 4)
自照社出版, 2007.3
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仏教思想の奔流 : インドから中国東南アジアへ
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ブッキョウ シソウ ノ ホンリュウ : インド カラ チュウゴク トウナン アジア エ
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インド思想史年表: p123-124
Description and Table of Contents
Description
誰もが仏に成れることをめざした大乗の菩薩道—。仏教が普遍の教えへと大きな流れをつくった大乗の大論師・龍樹と弥勒・無著・世親らの「唯識説」「阿頼耶識説」の瑜伽行唯識学派を詳説。その教えが三蔵によって中国へ伝来し、中国仏教の初期過程と中国思想に仏教が浸透していく様相を語る。さらに大乗仏教に対峙する上座部仏教の南方諸国の現況をも報告。
Table of Contents
- 大乗仏教の人間観—瑜伽行唯識学派を中心に(大乗仏教運動の興り;大乗仏教が興った歴史・地理的背景;大乗仏教運動の嚆矢・龍樹;二諦の構造に依る『中論』;中観学派から唯識学派への流れと系譜;瑜伽行唯識学派の流れ;三つの柱からなうる初期の瑜伽行唯識学派の思想;「識論」から人間を捉える;三性説によって識のはたらきを解明;瑜伽行学派の修行階悌)
- 仏教の伝来と受容—中国仏教の成立(中国に仏教が伝来した初期の状況;中国仏教の大まかな流れ;仏教を受容する初期の段階;中国が真の仏教を受容するに至る様々な要因;羅什の弟子たちによって深まる仏教理解;三武一宗の法難による復興と衰退;四度の法難を乗り越えて)
- 上座部仏教の成立から現代の南方仏教(仏教の流れ;上座部の教理と修道;世界の上座部仏教;サンガの構造と生活;南方上座部仏教の課題と活動)
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