自治体歳出配分行動の政策評価

書誌事項

自治体歳出配分行動の政策評価

吉田素教著

中央経済社, 2007.11

タイトル別名

Economic efficiency evaluation of each local government's expenditure distribution

タイトル読み

ジチタイ サイシュツ ハイブン コウドウ ノ セイサク ヒョウカ

大学図書館所蔵 件 / 163

この図書・雑誌をさがす

注記

参考文献・参考資料: p212-216

内容説明・目次

内容説明

既存の政策評価は各行政分野内での評価に終始している。つまり、現状では、地方自治体の政策体系全体に関する評価がなされておらず、その結果、地方行財政を「総体的」にガバナンスするという根源的な政策課題が手付かずの状態で放置されている。本書は、既存評価が有する問題点を克服し、地方分権時代にふさわしい政策評価方法を理論的・実証的に提示していく。

目次

  • 第1章 地方自治体ガバナンス確立のための行政評価、政策評価とは?(既存行政評価の展望;自治体の政策体系と「歳出配分行動の総体的評価」の意義・目的;第2章〜第4章の各章における評価対象)
  • 第2章 市歳出配分行動の評価—近畿2府4県の92市を対象として(各自治体の行動モデル;歳出配分行動評価の手順;推定対象92市のクラスリング;クラスター毎の住民効用関数の推定;各市における歳出俳文行動の相対的評価;まとめ)
  • 第3章 都道府県歳出配分行動の評価—47都道府県を対象として(推定対象47都道府県のクラスタリング;クラスター毎の住民効用関数の推定;各都道府県における際【】yつ俳文行動の相対的評価;まとめ)
  • 第4章 社会資本整備の評価—集計47都道府県を対象として(複数年度に亘る自治体の行動モデルと最適歳出配分条件;推定対象集計47都道府県のクラスタリング;クラスター毎の住民効用関数の推定;各集計都道府県の歳出配分行動の相対的評価;まとめ)
  • 第5章 政策的インプリケーションと留意点並びに行政評価(政策評価)に関する今後の課題(評価方法の政策的インプリケーションと留意点;今後の課題)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ