書誌事項

中世民衆の生活文化

横井清 [著]

(講談社学術文庫, [1848]-[1850])

講談社, 2007.11-2008.1

タイトル読み

チュウセイ ミンシュウ ノ セイカツ ブンカ

大学図書館所蔵 件 / 186

注記

1975年 東京大学出版会刊の第14刷(1999年刊)を底本とし、文庫化にあたり3分冊にしたもの

シリーズ番号はカバーによる

内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784061598485

内容説明

荘園領主・寺社などの権力による抑圧、「業罰」による病いの恐怖、社会通念としての穢れ、河原者の存在、補陀落渡海による自死…。中世民衆の心象風景である。のしかかる重圧のなかで、一揆で逞しく抵抗した人々。団結する民衆、公家と武士、そして共同体の間に生きた人々が織りなす下剋上の世を活写し、深く考察する論考。

目次

  • 1 民衆文化の振幅(心象の中世民衆;下剋上の文化—民衆思想の底流を求めて;庶民の遊戯—あそび・生活・社会)
  • 付論1 中世文化研究の動向寸見
  • 付論2 遊戯と浄土—『梁塵秘抄』を素材として
  • 付論3 無頼の装い、風流の意匠
巻冊次

中 ISBN 9784061598492

内容説明

検注帳類に見える「除田」とは何か。そこからは荘園領主に対する手工業者の製品寄与、芸能の専門化など分業体制の姿が浮かび上がる。また、軒を並べた都の町の構造と、住居にふりかかる災厄とはどんなものだったのか。あるいは、自然災害や権力に対抗して生きるための戦いはいかなるものだったのか。激動の時代、町と農村に生きる民衆の実相を追う。

目次

  • 2 民衆生活の起伏(荘園体制下の分業形態と手工業;室町時代の京都における町屋支配について—中世民衆思想史への試みとして;生きるためのたたかいと規律—中世末〜近世初頭民衆史の断面)
  • 付録4 中世民衆史における「十五歳」の意味について
  • 付論5 角倉了以—民衆史のなかの豪商
巻冊次

下 ISBN 9784061598508

内容説明

中世封建社会が確立するにつれ、乞食非人・河原者などと呼ばれる人々が卑賎視の対象となってゆく歴史的条件とは何か。農耕を中心的生業とする共同体は外来者への警戒、内部規律の徹底によって結束を強めてゆく。また穢れの観念、物忌み意識の深化が生み出す同一階層内での排除。やがて近世的身分制度に組み込まれてゆく賎視された人々の実相を読む。

目次

  • 3 差別と触穢思想(中世における卑賎観の展開とその条件;中世の触穢思想—民衆史からみた;中世民衆史における「癩者」と「不具」の問題—下剋上の文化・再考)
  • (「河原者」の定義と「散所」研究の動向;鈴木良一著『応仁の乱』にみる「人民」「よけいもの」観についての感想;河原者又四郎と赤—民衆史のなかの賎民)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA83717232
  • ISBN
    • 9784061598485
    • 9784061598492
    • 9784061598508
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    3冊
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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