夢の代価 : ケルト/フランス・日本の近代文化
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夢の代価 : ケルト/フランス・日本の近代文化
(成文堂選書, 47)
成文堂, 2007.10
- タイトル別名
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夢の代価 : ケルトフランス日本の近代文化
- タイトル読み
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ユメ ノ ダイカ : ケルト フランス ニホン ノ キンダイ ブンカ
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内容説明・目次
内容説明
古代ガリア=ケルト文化から中世を経て、フランス革命やナポレオン期、さらに近・現代文学の中に流れるケルト・ロマン主義の精神。明治日本の先導者、中江兆民の心意。西郷隆盛の英魂にケルトの死生観、アニミスムが重なる。
目次
- 第1章 ガリア=ケルトからフランス革命期(ガリア=ケルト点描—『ふくろう党』(バルザック)と『九十三年』(ユゴー);啓蒙と革命の断層—ルソーの反映 ほか)
- 第2章 フランス・ロマン主義の綺想(ジェラール・ド・ネルヴァルの夢と人生—近代離脱と古代の空間;『シルヴィー』、『オーレリア』からイシスへ至る旅—ネルヴァルの女神形成)
- 第3章 マルグリット・デュラスのフランス・アジア幻景(花と残躯—M・デュラスの「小説」展開;記憶と忘却の劇—M・デュラス/現実界・IMAGE界をめぐって)
- 第4章 フランスと日本の比較近代史—差異と相似と(ルソー、兆民、西郷をめぐって—フランス近代と明治日本;近代の別れ目—維新、西郷、フランス)
「BOOKデータベース」 より