「プライバシー」の哲学
著者
書誌事項
「プライバシー」の哲学
(ソフトバンク新書, 053)
ソフトバンククリエイティブ, 2007.11
- タイトル別名
-
プライバシーの哲学
- タイトル読み
-
プライバシー ノ テツガク
大学図書館所蔵 件 / 全70件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
人々の意識がかつてないほど「プライバシー」の保護に敏感になるとともに、現在、カタカナ語の「プライバシー」は、原語の持つ意味をはるかに超えて、カバー領域を広げつつある。もはや、単一の定義を与えることすら難しい。実はこのことが、現代社会を悩ませる多種多様な「プライバシー」問題の根っこにある。時代の変化に伴って自在に形を変え、捉えどころのないこの難物に、哲学者・仲正が斬り込んだ!—「プライバシー」を「哲学」するための格好の入門書。
目次
- 第1章 「プライバシー」とは何か?(「プライバシー」の意味;「プライバシー」と「プライベート」 ほか)
- 第2章 近代的「公共性」の成立と「プライバシー」(「人間の条件」としての「公共性」;「公共性」を支える「私秘性」 ほか)
- 第3章 プライバシーの法理(「プライバシー権」の起源;もう一つの「プライバシー権」=「自己決定権」 ほか)
- 第4章 「プライバシー」をめぐる抗争(「家」の政治性;「プライバシー権」とフェミニズム ほか)
- 第5章 プライバシーの“本質”(「私秘性」の意味;「プライバシー」と「自己」 ほか)
「BOOKデータベース」 より