新自由主義の嘘
著者
書誌事項
新自由主義の嘘
(哲学塾)
岩波書店, 2007.12
- タイトル別名
-
新自由主義の嘘
- タイトル読み
-
シンジユウ シュギ ノ ウソ
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注記
参考文献: p157-158
内容説明・目次
内容説明
なぜ差別・抑圧はいけないの?この問いに答えられない、情けない大人たち。市場原理万能という考えは、格差社会と自己チュウしか生みません。自由競争や自己責任といった美名に隠れて、不平等を自明視する新自由主義が振りまく嘘をあばき、当たり前とされている私的所有を徹底的に疑ってみましょう。「能力の共同性」という革命的ヴィジョンへの一歩。
目次
- 第1日 私のもの、私的所有物、市場は当たり前?—開講の辞にかえて
- 第2日 私的所有の世界と市場はどうなっていて、どんなルールがあるか?
- 第3日 私的所有と市場は数々の問題を引き起こす
- 第4日 どんなことが公平であり公正である、と言えるか?
- 第5日 権利が不公平で不公正になる場合がある
- 第6日 権利はお金の流れと関連する—市民権(法)的世界と社会権(法)的世界とお金
- 第7日 経済の基本的な仕組みにとっても、市場の外側は重要だ
- 第8日 新自由主義を、その根本から批判する
- 第9日 能力が個人の私的所有物である理由
- 第10日 私的所有物としての能力は疑わしい
- 第11日 「能力の共同性」ということを考えよう
「BOOKデータベース」 より