満州国
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書誌事項
満州国
(講談社学術文庫, [1851])
講談社, 2007.12
- タイトル読み
-
マンシュウコク
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注記
シリーズ番号はカバーによる
参考文献: p250-256
内容説明・目次
内容説明
王道政治、五族協和、財閥排除等のスローガンのもと、ソ連社会主義や中国民族主義への砦、鉱物資源や農産物の供給基地という役割を担い、「日本の生命線」として生まれた満州国。しかしそれは出発点から、日本のかいらいとしての宿命を負っていた。以来、建国の理想をことごとく裏切った、十四年に及ぶ日本による満州国支配の実態を明らかにする。
目次
- 序章 現代史のなかの“満州”
- 1 満州国の誕生—かいらい国家の政治史(満州事変の意味するもの;出先軍の作る国;成長するかいらい帝国)
- 2 戦争準備と産業開発—五か年計画とその矛盾(産業開発五か年計画;五か年計画の資金と物資;関東軍の戦争準備;総動員と民衆への圧迫)
- 3 配達されない手紙—満州国の農業政策(東北の農業と農民;満州国の農業政策;日本人農業移民)
- 終章 満州国の遺産はなにか
「BOOKデータベース」 より